リビングに大きく構えるテレビ。
家族が集まる時間の中心的存在ですが、使っていないときは黒い画面が少し無機質に見えてしまうこともありますよね。
そんなときにおすすめなのが、布で作る「テレビカバー」です。
布1枚をかけるだけで印象がガラリと変わり、ホコリ除けにもなって実用的。
しかも自分の好みに合わせて簡単に手作りできるのが魅力です。
今回は、初心者でもできるテレビカバーの作り方から、おしゃれに仕上げるコツ・100均やニトリ活用法まで、たっぷりご紹介します。
おしゃれなテレビカバーの魅力とは?
テレビカバーを布で作る利点
テレビカバーを使う最大のメリットは、なんといっても「生活感を隠しておしゃれに見せられる」こと。
リビングにある家電の中でも、テレビは大きく存在感があるため、デザイン性のある布をかけるだけで空間のトーンを整える効果があります。
さらに、
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ホコリや日焼けからテレビを守る
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小さな子どもが画面を触るのを防ぐ
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季節ごとに布を変えて模様替えを楽しめる
といった実用面でもうれしいポイントがたくさんあります。
特にナチュラルインテリアや北欧風の部屋では、リネンやコットン素材の布カバーを取り入れることで、「見せない美しさ」を演出することができます。
布選びが見た目に与える影響
テレビカバーに使う布は、ただの「覆い」ではなく、お部屋全体の印象を左右する大事な要素。
例えば、
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リネン素材はやわらかく自然な風合いで、北欧テイストやナチュラルインテリアにぴったり。
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キャンバス地のようにしっかりした布は、モダンでスタイリッシュな印象に。
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レース素材を重ねると、フェミニンで柔らかい雰囲気に仕上がります。
さらに、柄選びも重要です。
無地はシンプルで清潔感がありますし、ボタニカル柄やストライプ柄はリビングに遊び心を添えてくれます。
布1枚で部屋の印象を変えられるのは、ハンドメイドならではの魅力です。
おしゃれな雰囲気を演出する方法
おしゃれに見せるためには、「部屋全体とのバランス」を意識するのがポイントです。
例えば、
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木目調の家具が多い部屋なら、生成り色やベージュ系の布が自然になじみます。
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白い家具が多い部屋では、グレーや淡いブルーで爽やかに。
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和室に置いている場合は、麻や和柄の布を選ぶと落ち着いた雰囲気に。
また、タッセルやフリンジをプラスしたり、布の角を丸くカットして縫うだけでもプロっぽく仕上がります。
“掛けるだけインテリア”でも、ちょっとした工夫で印象がぐっと変わりますよ。
テレビカバーの手作り方法
必要な材料と道具
初心者でも安心!テレビカバーに必要な材料はすべて身近で揃います。
材料と道具リスト:
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お好みの布(テレビより一回り大きめ)
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メジャー
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裁ちばさみ
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ミシンまたは布用両面テープ
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アイロン
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チョークペン(目印用)
もし裁縫が苦手な方でも、布用両面テープを使えば縫わずに作れるので安心です。
簡単!布テレビカバーの作り方
作業の流れはとてもシンプルです。
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テレビのサイズを測る
横幅・高さ・奥行きを測って、少し余裕をもたせた寸法で布を準備します。 -
布をカットする
ほつれ防止のために、縫い代を各辺1.5cmほどプラスしてカット。 -
縁を処理する
アイロンで折り目をつけ、ミシンで直線縫い。
もしくは両面テープを貼って折り返すだけでもOK! -
装飾を加える(お好みで)
レースを縫い付けたり、タグをつけたりしてオリジナル感を出しましょう。
完成したら、テレビの上からふんわりかけて整えるだけ。
わずか30〜60分程度で完成します。
初心者にも優しい型紙の使い方
型紙を作るときは、テレビの外枠を新聞紙に写し取る方法がおすすめです。
特に、角が丸いデザインのテレビをカバーする場合、型紙を作ってから布を切ると仕上がりがきれいで失敗しにくいです。
カーブ部分は少し余裕を持たせてカットしましょう。
サイズの選び方と調整のコツ
サイズは「ピッタリより少し大きめ」が理想です。
布が小さすぎるとテレビの端が見えてしまい、せっかくのおしゃれ感が半減してしまいます。
一方で大きすぎると垂れすぎて重たい印象になるため、高さに対してプラス10cm前後を目安に調整しましょう。
100均で揃う!便利な材料
おすすめの生地とデザイン
ダイソーやセリアには、思わず「え、これ100円!?」と驚くほど質の良い布が並んでいます。
おすすめは以下のようなアイテムです。
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テーブルクロス用布(撥水性がありホコリも防げる)
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クッションカバー(縫い目をほどいて布として使う)
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フェルト生地(柔らかく形が安定しやすい)
また、季節に合わせて柄を変えるのも楽しいポイント。
春は花柄、夏はリネン調、秋冬はチェック柄など、季節感のあるカバーでお部屋をアップデートできます。
コストを抑えておしゃれに仕上げる方法
100均素材を使えば、500円以下でおしゃれなテレビカバーを作ることも可能です。
さらに、布用ステッカーやレースリボンを貼るだけで、オリジナル感をプラス。
「簡単・安い・映える」の三拍子そろったDIYになります。
また、セリアの「布用のり」もおすすめ。縫わずに固定できるので、子どもと一緒の工作にもぴったりです。
ニトリのアイテムを活用
ニトリの素材で作る布カバー
「おねだん以上。」でおなじみのニトリには、テレビカバーづくりに最適な素材がたくさんあります。
特におすすめは、カーテン生地やテーブルランナー。
しっかりした厚みがあり、見た目にも高級感があります。
また、カーテンの端をリメイクすれば、縁処理もいらずにすぐ使えるのが便利。
好きな柄を選べば、まるで既製品のような仕上がりになります。
テレビにかける布の選び方
テレビカバーにする布は、透けすぎない素材を選ぶのがコツ。
画面がうっすら透ける程度が上品で、圧迫感を与えません。
また、ニトリの「ブランケット」や「マルチカバー」をそのまま使う方法も人気。
大判サイズなので、縫わずにそのままテレビにかけるだけでも素敵に見えます。
テレビカバーの手入れと長持ちの秘訣
洗濯方法と注意点
布カバーは、知らないうちにホコリや皮脂汚れが付着しています。
1〜2か月に一度はお手入れするのが理想です。
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洗濯機で洗う場合は、ネットに入れて弱モードで。
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乾燥機は縮む原因になるため避けましょう。
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アイロンを軽くかけて形を整えると見た目も美しく。
季節ごとのお手入れ方法
季節に応じて素材を変えることで、見た目も機能性もアップします。
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春夏:麻・コットン生地で軽やかに
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秋冬:フランネル・ウール混布で温かみを演出
また、湿気が多い時期は防カビスプレーを軽く吹きかけておくと安心です。
テレビカバーを使ったインテリアアイデア
北欧スタイルのおしゃれなリメイク
白×グレー×木のトーンを基調に、淡い色のリネン布を使うと北欧風の柔らかい印象に。
間接照明と合わせることで、テレビが消えている時間も「絵になる」空間に変わります。
カバーで統一感を持たせる工夫
テレビ台やソファのクッションと同じ布で統一すれば、空間に一体感が生まれます。
布端にタグや刺繍を入れても可愛いポイントになりますよ。
DIYとしてテレビカバーを楽しむ
オリジナルデザインの作り方
お気に入りの布をパッチワークしたり、家族写真をプリントした布を使うなど、
「世界に一つだけのテレビカバー」を作る楽しみもあります。
子どもと一緒にステンシルで模様を入れたり、アイロンプリントで名前を入れるのも素敵です。
長持ちするための実践的なハンドメイドテクニック
縁取りは「三つ折り縫い」にして、丈夫でほつれにくく。
また、テレビ裏に滑り止めテープを貼ると、布がずれ落ちにくく長く使えます。
定期的にアイロンで形を整えることで、清潔感も保てます。
完成したテレビカバーの披露
仕上がりの評価と写真集
完成したテレビカバーをかけると、リビングの印象がまるで別世界のように変化します。
SNSでは「#テレビカバーDIY」「#布インテリア」で多くの実例が投稿されており、デザインの参考にもなります。
自分の作品をシェアして、他の人のアイデアを取り入れるのも楽しいですよ。
読者からのアイデアを募集
あなたの手作りテレビカバーの工夫やアイデアも、ぜひコメントやSNSでシェアしてください。
次回は「布の余りで作る小物リメイクアイデア集」もご紹介予定です。
テレビカバーづくりをきっかけに、暮らしをもっと楽しくクリエイティブにしていきましょう。
まとめ
布で作るテレビカバーは、
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簡単に作れて
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低コストで
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おしゃれで実用的!
100均やニトリの素材を使えば、初心者でもプロ級の仕上がりになります。
お気に入りの布で、あなたらしい“リビングの顔”を作ってみませんか?


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