阿波の狸まつりはタヌキ好きにはたまらない!耳に残る狸がテーマの歌も

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阿波の徳島のイベント

毎年恒例で秋に開催される、徳島県徳島市の「阿波の狸まつり」を知っていますか?

狸まつりでは、徳島県のおいしい食べ物を味わい、特産物を買うことができます。また、祭りのいたるところで、タヌキの存在を感じることもできるようです。

タヌキ好きの人はもちろん、徳島に興味がある人に、「阿波の狸まつり」を通して、徳島県の特徴や魅力について知ってもらえるといいです。

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「阿波の狸合戦」につながる「阿波の狸まつり」

ふるさとが持つ良さをアピールするために徳島県徳島市では毎年、「阿波の狸まつり」が開催されています。
1978年、第1回目の狸まつり以来、現在は徳島を代表する秋の祭りとしても知られています。

四国地方には、タヌキにまつわる話や伝説が多く、そのなかでも徳島には、「阿波の狸合戦」という有名な話があります。

江戸時代末期に阿波国(現在の徳島県)で起きたタヌキの大将(六右衛門)と小松島の金長タヌキによる狸合戦の伝説で、映画化やアニメ化などもされ、多くの人が知るところとなりました。
このような言い伝えが、阿波の狸まつりとして、徳島県のまちづくりの題材とされました。

祭りの会場では、タヌキの着ぐるみを着たスタッフが盛り上げている姿もあり、大人を含めて多くの子供たちに親しまれています。

「阿波の狸まつり」は家族で楽しめる

2020年11月開催予定であった阿波の狸まつりは、新型コロナウイルス感染症防止のため開催中止となってしまいました。

2018年の第41回と2019年の第42回のふるさとカーニバル「 阿波の狸まつり」については、いずれも、文化の日あたり(11月2日~11月4日)の三日間、徳島県徳島市藍場町の藍場浜公園一帯で開催されました。
入場料は無料で、JR徳島駅から徒歩で5分という点から、足を運びやすいお祭りです。
そのほか、毎年約30万人ほど多くの人が訪れることから、徳島の秋の風物詩になっています。

阿波の狸まつりでは、徳島県内にある企業がイベントを行うなか、特設ステージで、阿波踊り・人形浄瑠璃などの徳島の伝統芸能など、さまざまな演芸が披露されたり、カラオケ大会などが開催されたりします。

また、ラジオやテレビの公開収録も並行して行われています。
そして、藍場浜公園や徳島県郷土文化会館などを会場にして、県内各市町村の特産品の販売もされているため、お土産の購入にも最適です。

各市町村の物産店が軒を連ねているなか、併設されている飲食ブースで人気の徳島ラーメンを味わうことも可能。
期間中は、狸のお面作りなどの工作教室、和紙人形作りなどの手芸教室や狸の面・風船の配布など、子どもが楽しめるような催しも多いため、家族で参加するのもおすすめです。

テーマソング「阿波の狸」

阿波の狸まつりにはテーマソングもあります。「阿波の狸」という歌で、作詞は喜多内十三造氏、作曲は森田公一氏が手掛けています。阿波の狸には、4番まで歌詞が用意されていますが、ここでは、一番の歌詞を紹介しましょう。

#阿波の狸
『桶屋が夜中に桶作りコトコトコトコトコトコトコお宮のほこらの裏じゃった「いや、わい夕べ夜なべやせえへんでよ」ほな、あれはたぬきであったんじゃコトコトコトコトコトコトコト阿波の狸の話です』

阿波の狸まつりが開催される時期が近づくと、テレビのCMでこの歌が流れるそうです。
耳に残るような曲調と徳島方言(阿波弁)の歌詞が一体化して見事だという「阿波の狸」ファンも地元には多いようです。

テーマソングをはじめ、阿波の狸まつりは、タヌキ満載でタヌキ好きにはたまらない祭りでしょう。

タヌキを通じて徳島の魅力を知ろう

徳島県には、タヌキにまつわる有名な伝説があることから、祭りの題材にするなど、地元の人はタヌキに対して親しみを持っています。

また、タヌキは徳島の魅力をアピールするようなシンボルでもあるのでしょう。

阿波の狸まつりの時期が近づくと、CMなどで祭りのテーマソング「阿波の狸」を耳にして、地元の人たちは、開催の日を楽しみに待ちます。

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