徳島といえば阿波おどり。
阿波の国と呼ばれていた徳島の盆踊りが発祥で、8月12日からの4日間が本番です。日本三大盆踊りのひとつにも数えられています。
エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイヨイヨイヨイという掛け声は、有名ですよね。
阿波踊り会館では、そんな阿波おどりを毎日楽しめます。
そこで、阿波踊り会館への見どころ、アクセス・駐車場料金を調べてみました。
阿波おどりの公演は毎日!
阿波踊り会館のホールでは、11時、14時、15時、16時、20時の毎日5回、阿波おどりの公演があります。
昼の公演は、阿波踊り会館の専属連が出演し、20時の回は、有名連33連が交代で1連ずつ出演しています。公演時間は昼の公演は40分、夜の公演は50分です。どちらも公演中に阿波おどり体験コーナーがあり、お客さんも飛び入りで参加することができます。
プロの踊り手に、阿波おどりの踊り方を教えてもらえるのは貴重な機会ですし、踊り手の目に留まれば、表彰状と記念品がもらえるというサプライズがありますので、ここは「踊る阿呆」になるしかないでしょう。
11時と14時の公演では、終了後、踊り手と記念撮影をすることもできます。
3階にある阿波おどりミュージアムは、阿波おどりの歴史と文化を学べるミニ博物館です。衣装や小道具、鳴り物などが展示されているほか、VRコーナーでは、阿波おどり本番の臨場感が味わえます。
阿波おどりだけじゃない!
阿波踊り会館の楽しみ方は、阿波おどりだけではありません。
なんと5階には、眉山山頂までの眉山ロープウェイの山麓駅があるのです。山頂までの所要時間はわずか6分。万葉集にも詠まれている眉山は、その名の通り眉のようになだらかな形をしており、徳島市のシンボル的な存在です。
阿波おどりを体験し、眉山も観光できてしまうというロケーションは、旅行者にはとてもありがたいです。
1階には、徳島県物産観光交流プラザ「あるでよ徳島」があります。徳島県物産協会が運営するショップで、すだち、鳴門わかめ、なると金時など、徳島のお菓子や特産品をお土産に買えますし、見るだけで目の保養になりそうな藍染め、大谷焼、手すき和紙などの工芸品も揃っています。
嬉しいことに、お土産を3000円以上買えば、阿波踊り会館の駐車場や、提携駐車場の料金が1時間無料になります。
観光情報を入手することもできますので、レンタカーを利用している人は、ここでお土産や観光パンフレットを入手することをおすすめします。
アクセスや利用料金は
阿波踊り会館は、徳島駅から徒歩10分でアクセスできますので、公共交通機関を使って観光する人にも、行きやすい場所にあります。
施設内に駐車場がありますが、利用料金は1時間330円で、30分超過ごとに170円がプラスされます。1階の「あるでよ徳島」でお土産を3000円以上買えば、利用時間のうち1時間は無料となります。
阿波おどりを見てみたいし、眉山にも行ってみたいけれど、利用料金がいくらなのかが気になるかもしれません。
16時まで毎日4回ある昼のおどりは大人800円(小・中学生400円)、20時からの夜のおどりは大人1000円(小・中学生は500円)です。また眉山ロープウェイは、片道は中学生以上が620円(小学生300円)、往復は中学生以上が1030円(小学生510円)です。
眉山観光もするのなら、個別にチケットを買うよりも、セットになったお得なチケットがおすすめです。阿波おどりミュージアムと昼のおどりがセットになった「2種セット」、それに眉山ロープウェイの往復券がついた「3種セット」があり、最大で300円もお得になります。
阿波おどり公演が毎日あるのはうれしい
徳島で本場の阿波おどりを見てみたいけれど、8月の本番に行くのは難しいという人は少なくないでしょう。
一年中、いつでも公演をしている阿波踊り会館は、旅行者にとってはありがたい観光スポットです。しかも、阿波おどりだけでなく、眉山にロープウェイで上がって、帰りには、徳島県内のお土産を買うこともできます。
観光地をまわる移動時間が節約できるのは、大きなポイントです。
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