阿波おどりの総踊りと阿波おどり会館と演舞場の場所とアクセスは?

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阿波おどり 阿波の徳島の観光

阿波の徳島在住のhiroが阿波おどりをガイドします。

400年以上の歴史があると言われる阿波おどりは、天正15年(1587年)に徳島城落成を祝って城下の人々が踊ったのが始まりとも言われるが、歴史はもっと古く徳島県内各地で行われていた盆踊りが起源と言う説が有力です。

戦争中には廃れるものの、人々の熱意で復活、今では全国的に有名な踊りになりました。

「踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」の言葉で知られる、「よしこの」に合わせて町中を踊りながら練り歩く。

一番有名なのは100万人以上もの人が訪れる徳島市の阿波おどりです。この記事では阿波おどりの見どころのポイントを地元民ならではの目線でお届けします。

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阿波おどり総踊り

阿波踊りは映画「眉山」でも有名になった、踊り子千人、鳴り物数百人という多数の有名連による踊りです。

平成29年までは南内町演舞場で行われていたが、平成30年は中止、令和元年から復活、4有料演舞場で行われるようになりました。

連とは?

阿波おどりの一つのグループを「連」と呼びます。

一つの連の規模は約50人から200人、徳島市には900組以上の連が存在する。有名連、企業連、学生連などがあります。

なかでも特に卓越した技量を持つ「有名連」は演舞場でも人気の的です。

人気の高い有名連

蜂須賀連:戦前からの正調阿波踊りを受け継いできた伝統的な連。提灯おどりをはじめ、趣向を凝らした新しい舞台演出で見せ場を作る。

阿呆連 :踊り、鳴り物ともに正調郷土芸能、阿波踊りの基本に忠実、阿波武士の心伝え、正調武士の踊りを守り続ける連

殿様連 :雄大なイメージを抱く男踊りの「動」と女踊りの「静」のコントラストが素晴らしい

ゑびす連:腰を低くする「静」と暴れ踊りの「動」が絡み合う男踊り、団体美としての華やかな女踊りで観客を魅了する。

まんじ連:男踊りはダイナミック、女踊りは躍動感ある動きが特徴、男踊りは手にした提灯を上下に、女踊りは高く上げた手を前後に振る。

天水連 :昭和21年にできた連で翌年にはコンクールで優勝。力強さをアピールする男踊り、天女のように舞う女踊りが特徴。

娯茶平連:ゆったりとした正調のお囃子に合わせて踊りを観衆に魅せる。

阿波おどり会館とは?

阿波おどり会館では一年中、阿波おどりがみられます。

阿波おどりの本番は1年に4日間だけ!

阿波おどり会館とならそれ以外の日でも、徳島を代表する阿波おどりの醍醐味を味わえるのです。ホールでは毎日5回(昼は専属連が4回、夜は有名連が1回)阿波おどりが上演されています。

1階には徳島全域の名産品が揃う、「あるでよ徳島」があります。

2階には阿波おどりの実演を見せてくれるホールがあります。

3階には阿波おどりに関するさまざまな資料が展示されている「阿波おどりミュージアム」があります。

阿波踊りを身近に感じられる観光名所です。名産品やお土産も買えるので観光客にも人気のスポットです。

入場は無料で、徳島駅からも近いのでぜひ立ち寄ってみて頂きたいです。

  • 住所 徳島市新町橋2-20
  • 電話 088-611-1611
  • 交通 JR徳島駅から徒歩10分
  • 料金 入館無料(阿波おどり観賞料は昼800円、夜1000円)
  • 時間 9時~17時
  • 休み 不定休

阿波おどり会館の駐車場

阿波おどり会館の駐車場は26台分あります。

駐車場:26台

駐車料金:1時間320円以降30分160円

阿波おどり演舞場

阿波踊りが見られる演舞場は3箇所あります。

●有料演舞場(第一部18:00~20:00、第二部20:30~22:30の入替制)

市役所前演舞場、藍場浜演舞場、紺屋町演舞場、南内町演舞場の4ヶ所

●無料演舞場(17:45に開場、22:30まで出入り自由)

両国本町演舞場、新町橋演舞場の2ヶ所

●屋内演舞場

阿波おどり会館、あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)

阿波おどりの鳴り物

二拍子のぞめき囃子にのせて奏でられる「よしこの節」が阿波おどりの基本。三味線、笛、大太鼓、締太鼓、鉦、などで構成され、心地よいリズムが踊り子たちの気分をいっそう盛り上げます。

阿波おどりで使われる鳴り物をご紹介しますね。

●三味線:繊細な三味線の音色が、独特のぞめきの響きをつくりあげる。

●笛  :鳴り物唯一のメロディー楽器、澄んだ音でよしこのを奏でる。

●大太鼓:腹の底に響くダイナミックな音で、二拍子のベースを支える。

●締太鼓:高音の打楽器で躍動感や激しさを奮い立たせる。

●鉦  :カランカランと鋭い音で踊りのリズムをリードする重要な役割

阿波おどりにはいろいろな鳴り物が使われています。

ぜひ鳴り物にも注目して阿波おどりを鑑賞してみて下さいね。

阿波踊りまとめ

100万人が訪れる真夏の祭典阿波おどりをガイドしてきました。

「踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿保なら踊らにゃソンソン・・・」どうせなら、本場の徳島で阿波おどりを踊りたいという人に用意された「にわか連」に入って阿波おどりを体験してみよう。

きっと阿波おどりの魅力に取りつかれて毎年踊ってみたくなりますよ!ぜひお越し下さいね。

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